内々定者・内定者向けのイベントなので、そんなに詳しいことは、プレゼンしてくれませんでしたが、ところどころ興味深い点があったので。
CAAは、フェイスブックとiphoneアプリで2年以内にアプル開発会社ランキングで10位内を目指しているそうです。いろんなソーシャルプラットフォーマーがオープン化して、日本の企業が世界に目を向ける環境が出来てきたって感じですけど。
今のところ、CAAさんのお話聞く感じでは、日本で売れたゲームや日本特有のカルチャー(忍者とか)、日本のイラスト力などを武器にして、それらを海の向こうで受け入れられるようにアレンジしてリリースするって仰ってました。僕のうけた印象では、何が受けるのかっていう肌感覚をアメリカに合わせている段階だなーと思いました。
特にアメリカ人と日本人で感覚違うなーって思うのが、amebaのpicoのアバター(2等身)を見て、日本人はシュールだなって印象を受ける人が多いらしいですけど、アメリカだとchildishにみえるとかね。
同じものを見ても全然違うんですね。
そりゃ、アメーバピグみたいな夕食後ガッツりするって感じとフェイスブック仕事の合間にするアプリゲームじゃ違うよね。
っていう利用属性の違い以外にも、同じものを見ても印象が違うってのは新鮮でした。
っていう、CAAの活動についてのお話でしたけど、僕がもっと興味を持ったのはCAのベンチャーキャピタル部門(VC)について
「サイバーのVCはアジアで投資を行っていますが、シリコンバレーではやらないんですか?もしやれば、優秀な企業や人材をCAAに紹介するなどサイバーのVCとCAA相互にメリットがありそうですが?」
って質問してみました。
そしたら、CAAの西條さんは
シリコンバレーでベンチャーキャピタルやろうと思っても、あそこは村社会。セコイアキャピタルが2000億円とかもっていて、シリコンバレー創紀(インテルの創業時代)からの実績がある。優秀なベンチャー企業は、そんなキャピタルにみんな出資してほしいと考えている。だってそこが出資したら企業価値が一気にバーンって跳ね上がるし。
そんな状況で新参VCが入っていくのは難しいそうです。
あー、んで、アジアの投資に関しては、シリコンバレーみたいな村社会が出来上がってないみたいです。そらアジアに投資するわ。
んで、もう一つ西條さんがおっしゃってたことで気になったのは、
サイバーのジギョつくとシリコンバレーのVCが行うビジネスモデル発表会でのビジネスの発表会の質はほぼ一緒。なのに、シリコンバレーで世界的な企業がわんさかでてきて、日本では全く生まれないのは、事業を実現するノウハウの差。たとえばお金を投資するべきか否かの基準、優秀な人がすぐ会社を変える環境だとか。
以上の話を聞いて思ったのが、日本のWEB会社や社員に対して思うのが、もっとワクワクする匂いのする方へ移動しよーよってこと。転職しても大丈夫でしょ。WEB業界で5年も働けば、どこの企業でもやっていけんじゃん。ねー、ワクワクする匂いの方へ移動しようぜ!って思うね。一生データベース職人とか負荷分散の神様とかじゃなくてさ、自分の中でワクワクを実現する能力を積み重ねていこうぜ!いろんな会社に転職して。
そして、すげーかっこいい会社作って、1000億円ぐらい資産持っちゃってさ。
ベンチャーに金ださない銀行にかわって、新たなベンチャーに投資してあげよーよ。
より0から1を創りだすことに長けている人のほうが、ベンチャーの投資に前向きになれると思うし。
あー、いろいろ勉強になった。
はやくアメリカいきてー。
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